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定年退職を続々と迎える団塊世代。 定年退職後の生活費はいくらかかる? 年金はどうやって確認したらいい? 定年退職しないで、まだまだ働くにはどうしたらいい? 趣味と実益を兼ねて 有益な情報をお届けします。
団塊世代の私らも、パソコンが普及しようとも、
やはりモノを書くときには万年筆などを使ったりします。
もともと万年筆はペンとともに1960年代頃まで、
手紙やはがき、公文書など改ざん不能な文書を
書くための筆記具の主流でしたが、徐々に
ボールペンに取って代わられ、1970年代に
公文書へのボールペンの使用が可能になったこと、
また書き味に癖がなく安価な低筆圧筆記具である
水性ボールペンが開発されたことで、
万年筆は事務用・実用筆記具として少し地位を落としていました。
ですが、最近になって、万年筆特有の書き味が見直され、
趣味の高級文具として復権の兆しが出ているそうです。
万年筆が静かなブーム IT時代も女性のステータス【産経イザ!】
万年筆はデザイン性、希少性でも素晴らしく、
コレクターズアイテムとして集めている人も多いようですね。
ちなみに、戦前には日本の万年筆製造は盛んで、
1940年には世界生産量の半数を日本で生産していました。
万年筆の歴史は200年ほど。
1809年、イギリスのフレデリック・バーソロミュー・フォルシュが、
ペン軸にインクを貯蔵するペンを発明し、特許を取得したのが万年筆のはじまり。
同年、イギリスのジョセフ・ブラマも同様の特許を取得。
この頃から「fountain pen」(英語で泉のペンの意)と呼ばれるようになったそうです。
1883年、アメリカの保険外交員ルイス・エドソン・ウォーターマンが
毛細管現象を応用した万年筆を発明(現・フランスの万年筆会社ウォーターマン)。
現在の万年筆の基礎となりました。
万年筆が日本に入ってきたのは、1884年、横浜のバンダイン商会が
輸入したのが始まり。東京日本橋の丸善などで販売。
当時は「針先泉筆」と呼ばれており、「萬年筆」と命名したのは、
1884年に日本初の国産万年筆を模作した大野徳三郎と言われています。
丸善の当時の販売担当の金沢万吉の名にちなみ、
「万さんの筆=“万年筆”」と名付けられたという説もあるようですね。
カートリッジ式の万年筆を発明したのは、
阪田製作所(後のセーラー万年筆)の阪田久五郎と言われていますが、
阪田は1954年にカートリッジ式万年筆の特許を取得しているものの、
同社が実際にカートリッジ式万年筆を初めて発売したのは1958年のことで、
1957年にカートリッジ式万年筆(オネスト60)を発売したプラチナ萬年筆に遅れをとっています。
万年筆は、他の筆記具とは違い、低筆圧で筆記でき、
その名の通り半永久的とさえ言われるほどの長期にわたって
使用することができます。
また、使用者の癖に応じてペン先の形状などが変化し、
オーナーにとっては書き心地が向上する(いわゆる、馴染んでくる)という長所もあります。
今や女性からも人気のアイテムとなっている万年筆。
団塊世代の私らも、ちょっと自分へのごほうびに
買ってみるのもいいんじゃないですかね。
▼ちょっとおしゃれなPILOT【万年筆】平蒔絵
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2007.10.29 | Comments(0) | Trackback() | 定年後趣味・興味
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