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2025.02.24 |

今も語り草の世界の「クロサワ」の偉大さ

団塊世代の私らにとっても、やはり印象深い黒澤明監督。

1943年に『姿三四郎』で監督デビュー。
以後、終戦を挟んで『一番美しく』『わが青春に悔なし』
『素晴らしき日曜日』『醉いどれ天使』『野良犬』などの
社会派ヒューマンドラマの佳作を次々と発表し、東宝の看板監督の一人となる。

1950年に大映で撮影した『羅生門』(原作は芥川龍之介の『藪の中』)は
1951年にヴェネツィア国際映画祭金獅子賞を受賞。

そうなのです。ヴェネチアで金獅子を獲ってるのですよね。黒澤は。
続けてドストエフスキー原作の『白痴』(1951年)や
ヒューマンドラマの傑作『生きる』(1952年)を発表、
後者でベルリン国際映画祭上院特別賞を受賞。

1954年に発表した大型時代劇『七人の侍』は大ヒットし、
ヴェネチア国際映画祭銀獅子賞を受賞するなど高い国際的評価を受ける。

シェイクスピアの『マクベス』を日本の戦国時代を舞台に翻案した
『蜘蛛巣城』(1957年)や娯楽時代活劇『隠し砦の三悪人』(1958年)を作成後に、
独立プロダクションである黒澤プロを設立。

時代活劇の傑作『用心棒』(1961年)『椿三十郎』(1962年)、
社会派サスペンスの傑作『天国と地獄』(1963年)を立て続けに発表し
大監督の名声を確定させました。

本国外の映画作家らへの影響は計り知れず、ジョージ・ルーカスは代表作
『スター・ウォーズ』の登場キャラクターを『隠し砦の三悪人』から
着想したと述べており(そもそも『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』
自体のストーリーが『隠し砦の三悪人』に酷似しており、
ファーストシーン・ラストシーンともそっくり)、
スティーヴン・スピルバーグの『未知との遭遇』の砂嵐の中から
ジープが現れる場面は『蜘蛛巣城』、『レイダース/失われたアーク《聖櫃》』で
主人公が後ろ姿だけで顔を見せない冒頭は『用心棒』、
『プライベート・ライアン』のオマハビーチの戦闘シーンは『乱』を模したと言われ、
フランシス・フォード・コッポラの『ゴッドファーザー』のファーストシーンの
結婚式の場面は『悪い奴ほどよく眠る』の手法を模したといわれる。

また、『七人の侍』が米映画『荒野の七人』(ジョン・スタージェス監督)、
『用心棒』が米映画『ラストマン・スタンディング』(ウォルター・ヒル監督)
などに翻案され、イタリア映画『荒野の用心棒』(セルジオ・レオーネ監督)のように
盗作問題に発展したケースもある。

最近では、テレビドラマで黒澤のリメイクもあったり、
まだまだ黒澤の魂は受け継がれていくようです。

今一度クロサワの偉大さを見直すのもいいかもしれませんね。

▼黒澤明と『七人の侍』“映画の中の映画”誕生ドキュメント
 

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2007.10.29 | Comments(0) | Trackback() | 定年後趣味・興味

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