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2024.05.17 |

パントマイムの歴史は古代ギリシア時代から

団塊世代の私らの時代は、そんなに娯楽もなかったですからね。
ピエロやパントマイムなどは、やっぱりなじみ深いものです。

パントマイム(Pantomime)とは、台詞ではなく身体や表情で表現する演劇の形態。

大道芸(ストリートパフォーマンス)としても多く見られる表現方法で、
実際には無い壁や扉、階段、エスカレータ、ロープ、風船などが
あたかもその場に存在するかのように身振り手振りのパフォーマンスで表現。

単にマイムともいいます。

パントマイムをする人をパントマイミスト(Pantomimist)・マイマー(Mimer)・パントマイマー(Pantomimer)と
いう。(パントマイマーは日本独特の呼称)

パントマイムの起源は古代ギリシアに遡る。語源は古代ギリシアのミミ(mimi)で、
帝政ローマ期にパントミームス(Pantomimus)へ変容したとされます。

ただし、このころのパントマイムは、演劇の一演目という扱いで、
また今日の「パントマイム」という言葉で想像するものよりは、
仮面舞踏に近いものであったようですね。

今日我々が見ている「パントマイム」に強い影響を与えたものとして、
初期中世イタリアで起こったコメディア・デラルテが挙げられます。

今で言う旅芸人の一座であり、ヨーロッパ全土を放浪し大道芸を行った。

その影響もあって、ヨーロッパの言語的な壁を乗り越えるために、
今で言うパントマイムの技法が洗練されていったとされています。

その後18世紀頃までに、コメディア・デラルテは衰退していく。
そののち、コメディア・デラルテの遺産を取り入れ、フランスで道化芝居が発達していった。

現在の道化のイメージ、白塗りでちょっととぼけたキャラクターは、
この時期のフランスの道化芝居によるもの。

その後、時代の流れとともに19世紀後半にはこのような道化芝居も衰退していくが、
その流れを取り入れたドゥクルー、ジャン・バローなどが身体技法としてのパントマイムを洗練させてゆく。

そして、ドゥクルーの生徒として、マルセル・マルソーが存在しました。
今日のマイムの大衆化には、彼によるものが大きいんですね。

そんなマルソーが亡くなったそうで。

84歳。
ご冥福を祈ります。

【関連記事】
パントマイムの“神様” マルソー氏が死去【イザ!】

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2007.09.23 | Comments(0) | Trackback() | 定年後趣味・興味

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