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定年退職を続々と迎える団塊世代。 定年退職後の生活費はいくらかかる? 年金はどうやって確認したらいい? 定年退職しないで、まだまだ働くにはどうしたらいい? 趣味と実益を兼ねて 有益な情報をお届けします。
団塊世代の私も、定年退職後というものは
健康にも気をつける気分的な余裕も出てきましたが、
だいたい10月くらいになると、孫と一緒に
インフルエンザの注射をしてもらいに
行くことにしてます。
さて、そんなインフルエンザ。
鳥インフルエンザ、新インフルエンザ……
いろいろな言葉が飛び交ってますが、
ちょっとそのへんを整理してみましょう。
インフルエンザというと、冬の風邪というイメージがありますが、
症状としては「強い全身症状から始まり、主に気道を侵し、
強い感染力により短期間に速やかに流行が拡大する
インフルエンザウイルスによる急性の伝染感染症」とされ、
大きく3つに分けられているそうです。
1つは毎年冬に風邪症状をもたらす流行性感冒で、
いわゆるインフルエンザといわれるものです。
2つめは、鳥が感染して大量死をもたらすもので
鳥インフルエンザといわれます。
3つめが、鳥インフルエンザウィルスが変異し
人の大量死をもたらす新型インフルエンザです。
インフルエンザのウイルスは直径1万分の1ミリの大きさのウイルスで、
毎年国民の5%がかかると言われてるそうです。
風邪の他のウイルスとは全く異なるものですが、
症状だけを見て区別するのは難しくて、
主な特徴として突然の高熱、のどの痛み、筋肉痛などが挙げられます。
他にも鼻水、嘔吐、下痢など風邪に似た症状が出る事もあるようです。
さて、このへんは団塊世代の私にも関係してきますが、
特に怖いのは高齢者には肺炎です。
小児の場合は肺炎、脳症などを併発し、致命傷になる事があるのですが
65歳以上の高齢者の場合は、死亡率が高くなります。
大人の場合はB型よりA型の方が重篤になりやすいと言われています。
こんなところで、血液型も、ちょっと気をつけたほうがいいのかもしれません。
さて、最近危険だ危険だといわれている新型インフルエンザについて
少しふれておきましょう。
新型インフルエンザは、過去にも人類に襲いかかっています。
過去の歴史を振り返ると、
●1918年の新型インフルエンザ(スペイン風邪H1N1)■4000 ~ 8000万人死亡
※日本は45万人死亡
●1957年新型インフルエンザ(アジア風邪H2H2)■200万人死亡
●1968年新型インフルエンザ(香港風邪H3H2)■100万人死亡
特に強毒性のH5N1が近年発生し、鳥から鳥以外に鳥から人への感染が認められ、
人から人への変異は秒読み段階に入っていると言われています。
もしも、H5N1の強毒性が発生すれば
なんと1億5千万人もの人々が死亡すると予測されています。
鳥から人へ感染しているH5N1のインフルエンザは、
2008年4月30日現在382例、その内241例死亡で、
特に免疫力が高いとされる若年層に死亡が集中しています。
これはサイトカインストームともいわれ、
過剰免疫による多臓器不全と考えられています。
インフルエンザウイルスの増殖速度は速く、
1個のウイルスは1日で100万個以上に達してしまいます。
また突然変異の起こりやすさも人の1000倍に達し、
増殖速度と突然変異の起こりやすさを併せると、
ウイルスは人が100万年かかった進化をたった1年間で
やり遂げてしまう計算になります。
突然変異したウイルスのほとんどは生き残ることができずに死んでしまいますが、
中には、増殖できるものも現れてきます。
このインフルエンザに人の免疫機能は対応することが困難になります。
このH5N1型鳥インフルエンザがヒトに感染したという例が
2006年1月にトルコで報告されました。
さらに2006年5月にはインドネシアでは、
「ヒト→ヒト→ヒト」というように人から人への感染が連続して起こったことが
報告されています。
国連では新型インフルエンザが出現した場合、
全世界で1億5千万人が死亡するという試算を行っていますが、
アメリカ・ミネソタ大学の感染疫学専門家であるオスターホルム教授は
その数字をさらに上回る1億8千万~3億6千万人という死亡者が出ると発表しています。
WHO(世界保健機関)のイ・ジョンウク事務局長(2006年5月死去)は
「もはや新型インフルエンザが出現する可能性を議論する時期ではなく、
時間の問題である」と述べました。
強毒性新型インフルエンザの危機はもうそこまで来ているのです。
さて、そんな恐ろしいインフルエンザの予防法は?
■初期感染でインフルエンザに負けない体力維持のために
・過労を避け十分に睡眠を取る
・栄養と休養を十分に取る
■感染予防のために
・うがい、手洗いの励行
・人ごみを避ける
・くしゃみ、咳は必ずティッシュやマスクで覆っておこなう
■鼻・のどなどを乾燥から守る
・マスクをする
・加湿器などを使用する
■感染防御の持続
・ワクチンを接種する(ただし、新型インフルエンザでは
ワクチンができるまで最低半年掛かると言われています)
■ウイルス濃度の希釈
・換気を頻繁に行い、ウイルス濃度を
どれも簡単に出来るぶん、おろそかになりがちです。
予防接種を受けて、耐性を高めておくのも
気休めながら、いいのかもしれませんね。
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2008.09.19 | Trackback() | 団塊世代の健康
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