団塊世代の定年退職ノウハウ

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2024.09.23 |

過ぎた宿舎は無駄遣いのまま放置なのか？

団塊世代の私も、最近ふらりと、赤坂に散歩に出たりもしますが、
ずいぶん赤坂も変わりましたね。

再開発がものすごく進んでいます。

さて、そんな赤坂で、最近話題になっている参議院議員宿舎。

議員宿舎というのは、そもそもは、地方出身の国会議員のために
衆議院・参議院それぞれに設けられている寮施設のことです。

宿舎の使用料は国家公務員宿舎法に準じて各施設毎に異なり、
原則として東京23区に自宅を所有する議員は入居できないわけで。

新たにできた超豪華な赤坂の参議院議員宿舎というのは、
300戸。28階建て。間取りは3LDKで、
食堂、ジム、会議室、社交室、医務室、スカイラウンジ、
地下2階分の駐車場、家具等がついて、なんと月の賃料は9万2000円。

千代田区富士見にある九段宿舎は、
125戸。地上9階、間取りは3LDKで、食堂、冷暖房、温水付きで約5万5000円。

どちらも家賃は格安ですが、せめてもう少し
高くても……というのもあるかもしれませんが……。

国会議員は議員活動を円滑に進め、
東京から遠い地方を地盤とする議員にも配慮は必要で、
有事の際の国会の緊急召集などを考慮しなければならないため、
宿舎の存在自体は意味があるのですが、
とはいえ、都心の一等地にありながら、
民間相場からあまりにもかけ離れすぎた家賃の安さ
（月額9万2000円で入れる新赤坂宿舎の場合、近隣で
同じ広さの賃貸住宅の民間相場は月額約50万円）に
批判が集まっているわけです。

いま、赤坂は再開発で、このあいだ博報堂もはいっている
大きなビルもでき、さらに大きく開けてきてますからねぇ。

とはいえ、この国会の緊迫した攻防の中、
こんなところにはいって、所属する党の
評判を落としたくないから、入居する人も少ないそうで。

過ぎたるは及ばざるが如し。

ちょっと豪華に作りすぎ、そして利用者もガラガラ……。
これこそ、国税の無駄遣いですよね……。

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2008.02.29 | Comments(0) | Trackback() | 団塊世代の一言