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定年退職を続々と迎える団塊世代。 定年退職後の生活費はいくらかかる? 年金はどうやって確認したらいい? 定年退職しないで、まだまだ働くにはどうしたらいい? 趣味と実益を兼ねて 有益な情報をお届けします。
団塊世代の私も、食べものが粗末に扱われるのは
見ていて苦々しいものがありますが、
食べものも含め、最近はモラルというものが
落ちている…などと聞きます。
たとえば、
給食費未納問題というのが話題になりました。
昨今の不景気からすると、こういう流れは
さらに加速しそうな気がしますが、
実態はどうなのでしょう?
ある新聞の投書欄に、「給食費は無償にすべし」という投書がありました。
普通に考えると、給食費をタダにすることは賛成ではありませんが、
その中に書いてあった、給食費の滞納が児童生徒の1%、給食費全体の0.5%で
あることに対して、「私には、そんな程度かと思えた」という文章が気になりました。
確かにバッシングされ、報道特集などテレビニュースでも扱われている
わけですが、実はそれほど問題者は多くない…のかもしれません。
その投書の文はさらに続きます。
長いこと水道行政に携わっていたが、水道料金でさえ未納者を給水停止にしても
毎年1、2%程度は徴収不能だったからだ。企業経理は、売り上げのうち数%
ぐらいが未収金になることを念頭に置いていると思われるし、銀行だって、
そのぐらいの貸し倒れ引当金を覚悟しているのではないだろうか。
最近の日本では、「なんでもバッシング」が流行しています。
今回の学校給食費滞納問題は、教育問題の中で起こった「教師たたき」に続く
「親たたき」とも言えなくはありません。
文科省のサイトでも報告でも、給食費の未払いが急に増えているという
印象はそれほどのものではないようです。
そもそも昔を思い出しても、クラスに1人や2人(それで2~4%になってしまいます)は
給食費が払えない子がいたんじゃないでしょうか。
最近の所得格差から低所得層が増えていることを考えると、
たとえ未納者が増えたとしても、自然な数字の範囲ではないでしょうか。
払える経済力があるにもかかわらず給食費を払わない親が、
0.数%いることは事実でしょうが、それをもって
「今の小中学生の親は、ダメ親である」という論調は、
やや性急な気もしますよね。
ことの真偽はわかりません。
いろんな思惑があって、そういう報道がされた
という見解もあります。
ですが、少子化の昨今。
子供たちには、そんな問題は抜きにして、
腹いっぱい食べさせてあげたいものです。
2008.12.19 | Trackback() | 団塊世代の一言
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