団塊世代の定年退職ノウハウ

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2025.02.23 |

黒川紀章氏、波乱の人生

団塊世代の私らよりちょっと先輩の黒川紀章氏。

日本の建築家。
共生新党党首。
日本芸術院会員。
日本会議代表委員。
黒川紀章建築都市設計事務所所長。

いろいろな肩書きのあった黒川 紀章（くろかわ きしょう)氏。
1934年（昭和9年）4月8日～ 2007年（平成19年）10月12日。
享年73歳。

生前は直前まで元気だったんですが、残念ですね。

ご夫人は女優の若尾文子。弟は建築家の黒川雅之。
弟の妻はコーディネーターの加藤タキさん。

先の選挙でもとにかく元気で、私ら団塊世代の
一回り上の先輩としても、すごく元気をもらっていたんですが……。

心不全とは急な話です。

1960年代に建築理論メタボリズムを構築し、
これに基づいた増築・取替えの可能な建築として
中銀カプセルタワービルなどを設計。

1983年にテレビ番組での共演をきっかけに若尾文子さんと結婚。
その時の口説き文句は「君の美しさはバロックだ」でした。

都知事選でのパフォーマンスは、一部の人たちを喜ばせ、
選挙後はバラエティー番組『太田光の私が総理大臣になったら…秘書田中。』にも出演。

冗談交じりのトークで場内を沸かした(「私の年収は200億円だ」など)。
この事から「バラエティの宝」と言われる事も。 

日本文化デザイン会議に日本刀を持ち込み「僕はいつも、
明け方三時にこれ（日本刀）を抜いて、自宅近辺を走ってますよ。
刀を抜いて着物で走るという“実戦”の訓練を昔からやっているんです」
（週刊文春2007年3月8日号）と発言するも、真相のほどは不明。 

とにかく世間を賑わしてきた方だけに、急なご逝去は残念でなりません。
とはいえ、彼の手がけたものは、岡本太郎さん同様、後世に残るわけで。

ご冥福をお祈りします。

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2007.10.12 | Comments(0) | Trackback() | 定年後趣味・興味