団塊世代の定年退職ノウハウ

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2025.08.22 |

外人力士が支える相撲界はもはや国技ではない？

団塊世代の私のような世代前後の人には
やはり相撲というスポーツは、みなさん結構
好きなスポーツの1つなんだと思うんですが、
昔は日本人の横綱でにぎわっていた相撲の世界も
気がつけば、ちょっと変わったものになってしまってますよね。

秋場所は中止という声も出たほど、あの事件は
衝撃的なものだったようですが……。

北の湖理事長。往年の横綱相撲のような粘りを見せましたが、
最後はさすがに土俵をわった……という感じでしょうか。

おそらく、日本で最も古い歴史を持つプロスポーツ・相撲。
プロと言うならば、八百長というのは当然NGです。

相撲は、江戸時代にいまとほぼ同じ形ができて、
人気の横綱、大関などは大名がタニマチとして抱えていました。

幕末、幕府軍が薩摩藩の江戸邸を焼討ちにするということが
あったときも、昼夜兼行で京都に駆けつけて、
西郷隆盛にまっさきに知らせたのは、
江戸相撲の横綱の陣幕久五郎だったとか。
※彼は、薩摩藩の島津久光の抱え力士だったそうです。

力士は、日本のいろんなところで活躍してたわけです。

しかし、いまや、その相撲を支えているのは外国人力士。
日本人ではないのですね。

この傾向は3年ほど前には顕著に出ていて
たとえば、ある場所の番付けでは、
幕内42人のうち12人が外国人で、
十両以下にはさらに40数人がひしめいていたそうです。

ちょっとデータを見てみましょう。

歴代外国人相撲力士の出身の多い国・地域
1 位■モンゴル■43人
2 位■アメリカ■30人
3 位■ブラジル■15人
4 位■韓　　国■12人
4 位■台　　湾■12人
6 位■中　　国■11人
7 位■トンガ  ■8人
8 位■ロシア　■5人
9 位■グルジア■4人
9 位■フィリピン■4人

※出典：日本相撲協会

なるほどモンゴル出身者が多いのは、
ここからもわかりますが、ロシアあたりまで
手を伸ばしたら、今回のような事件にもなったわけで……。

横綱の朝青龍も白鵬もモンゴル出身。
日本人の活躍しない国技。

八百長問題も含め、そろそろ「国技」という意味を
改めて考えないとならない気がしますねぇ。

▼大相撲力士名鑑（平成20年度）
 
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2008.09.03 | Trackback() | 定年後趣味・興味