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2025.02.24 |

変わりゆく宮崎アニメと興収実績を比較すると

団塊世代の私も、、宮崎アニメは安心して子供達と観られる作品。

ですが、その評価は近年分かれつつあるようですね。

http://news.livedoor.com/topics/detail/3721668/
事前にこんな意見もありましたが、それほど
気張らずに、孫達と都内のシネコンへ初日の朝イチで行って来ました。

他でもそうだったようですが、朝から結構な行列…
だけどこれ、同じ日に公開されたポケモンの列だったんですね。

最終的には初回は1/3ほどの埋まり具合。

テレビで流れるポニョの歌は、多くの子供と大人たちに
刷り込まれていましたが、評価としてはトトロと同じかそれなりに…といったところでしょう。

安心して観られますが、それほどダイナミックでもない。

80年代の宮崎アニメを好む今の親御さんの層は
物足りなく、古き良き日本アニメ的なものを
好む層には、不安もなく観られたのではないでしょうか。

かつて黒沢明も、歳を取るごとに作品への評価は変わっていきました。

そりゃあ、人間が作るものですから、
30~40代に作った作品を絶頂期とみる方には、
70歳近くになった宮崎駿の作品は別物に見えるのでしょう。

私も孫をよくみているので、今回のポニョはそうした
子供の描写と若いお母さんの描き方がうまかったな、と感じます。
※ただし、本物のその層を知る者から観ると、まだちょっと物足りなかったですが。

孫は5人連れて行きましたが、確かに観た後の反応はもう一歩だったかもしれません。

ですが、この作品は静かにしみいる作品なんだと思います。

かつて引退宣言をしつつも、すでにそれから3作品は作った宮崎駿氏。

馬力のある頑固親父っぷりは最近影を潜めつつあるように感じますが、
まだ現役で活躍する先輩には
団塊世代の私も、さらにエールは送りたいものです。

引退?

そんなことはなく、宮崎アニメは、総合的に今後も期待され、
評価されていくのだと思います。

そんな宮崎作品は最後の最後まで見届けたいものです。

ちなみに、初週データは以下のとおり。
1位(-):崖の上のポニョ
2位(-):劇場版ポケットモンスター ギラティナと氷空の花束シェイミ
3位(1):花より男子ファイナル
4位(2):インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国
5位(3):ゲゲゲの鬼太郎 千年呪い歌
6位(4):クライマーズ・ハイ
7位(5):ザ・マジックアワー
8位(6):それいけ!アンパンマン 妖精リンリンのひみつ
9位(7):スピード・レーサー
10位(-):百万円と苦虫女

公開3日間で動員125万人、興収15億7000万円の大ヒットスタートの「ポニョ」。
その後も圧倒的な観客を生み出したのはご周知の通り。

オープニング成績としては日本映画界の最高記録としていまだに破られていない
「千と千尋の神隠し」比で96%と遜色ない出足ですが、
本作のオープニングは3日間(しかも3連休)が集計範囲になっているため
2日分で換算すると10億強となり、「ゲド戦記」比の116%、
「ハウルの動く城」比では70%となるそうです。

2位の「劇場版 ポケットモンスター」は
3日間で動員98万人、興収10億円のスタート。

なお、宮崎駿監督作品の過去実績は以下の通り。

1984年「風の谷のナウシカ」配給収入7.6億円
1986年「天空の城ラピュタ」配給収入5.8億円
1988年「となりのトトロ」 配給収入5.9億円
1989年「魔女の宅急便」  配給収入21.5億円
1992年「紅の豚」     配給収入28億円
1997年「もののけ姫」   配給収入113億円
2001年「千と千尋の神隠し」興行収入304億円
2004年「ハウルの動く城」 興行収入196億円
※2000年から、それまで使用されていた配給収入から
興行収入へと切り替わっているため、
配給収入の目安は興行収入の5~7割程度とのこと。

まあ、ヴェネチアでも賞を逃した…なんてニュースもされていましたが、
この作品は、受賞するほどの作品でもないでしょう。

それは、「もののけ姫」がヒットしたときも「なんであれが評価されるのかわからない」と
宮崎監督自身が言っていたのと同様、今回もそんなに期待しては
どうかな…とも思います。

後世に遺されていく宮崎作品の1つとして、しみじみ見届けたいものです。

▼ねこバスM738振り子時計
 

▼【ポニョ主題歌】藤岡藤巻と大橋のぞみ/崖の上のポニョ
 

▼宮崎駿映像と思想の錬金術師
 
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2008.07.22 | Trackback() | 定年後趣味・興味

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