団塊世代の定年退職ノウハウ

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2024.09.20 |

結局エコはコストがかかるだけなのか？

団塊世代の私らも、そりゃあ環境にいいとか
エコにいいとか言われると、少しはいろんなものが
気になりだすわけですが、実際は
環境に対して努力している企業です……
なんていう口上も、嘘八百だった、というわけなのでしょうね。

そもそも古紙を使えば、コストは安くなる……と
普通は思うわけですが、実際は逆なのですね。

そんな古紙を仕入れて、キチンと配合して……というほうが
コストも手間もかかる。

だから、やらない。
ウソをついた、となるわけです。

企業も基本は資本主義、コスト主義ですから。
ちゃんとコストダウンできるならば、キチンと取り掛かってたはずです。

たとえば、最近スーパーのレジ袋を使わないで、
みなさんエコバッグをお持ちください、という話がありますよね。

あれも、よくよく考えれば、おかしな話で、
スーパーで売ってるものは、みんなビニールパックなわけです。

肉もパンも、お菓子も……。
ビニールで包まれてないものなんて、ほとんどない。

だけど、そこは改善なんてしようともしない。
だって、それに手を入れると、コストが上がるから……。

だから、お客さんにエコを押し付けて、
うちはエコ努力をしています、と主張するわけです。

スーパー側は、「ノーリスク」なままにね。

本当に環境のことに取り組んでいる、といえる
企業はどれほどいるものだか……。

どれも小手先でコストはかけずに、
環境努力企業だという。

まあ、定年退職した身だから、言いたい放題ですが、
企業なんて、しょせんはそんなものなんですよね。

蛇足で。

今回、10年以上ウソをついてきた経営責任は
取らずに続投をして改善していきたいと言ってる
経営者がいましたが。

ビジネスの世界で1ついえるのは、
「小さなウソをつく人間は、大きな約束など守れない」という鉄則があります。

信頼を失うことをしておいて、回復できると自分で言う。
なんとも、自分知らずな話だと思いますね……。

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2008.01.18 | Comments(0) | Trackback() | 団塊世代の一言