団塊世代の定年退職ノウハウ

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2024.05.05 |

性善説は存在するのか、しないのか？

団塊世代の私らが60年という長いようで短い時代を
生きてみて、さて「性善説」というものは、果たしてあるのだろうか？
と考えてみるシーンがあります。

守屋氏のおぼれた癒着も、人としては
反面教師にしないとならない部分。

灼熱のインド洋思ったことないのか…「テロとの闘い」裏切った前次官【イザ!】

香川県坂出市の事件も、同様です。
見ていると、とても胸が痛みます。

３人の遺体発見　坂出港の岸壁付近　香川不明事件【イザ!】

ようやく遺体も発見されたようですが、
現代の病んだ世情がここまで人を犯罪に走らせるのか…と。

いろんな人が、いろんな形で、負の心を抱えているのでしょうか……。


最近、少しだけ興味深いニュースがあったのですが
【大変だ！】覆面強盗、ハグに感動して帰る【産経イザ!】

この犯人。おそらく強盗に来たのでしょうが、
なにやら満たされてないものを満たされたら、
犯行もせずに、そのまま帰ったようで。

よく、ケンカしている兄弟に「おなかでも減らない？」なんて、
やさしいお母さんが語りかけると、意外とケンカが収まる
なんてシーンはドラマでもよくあります。

ある欲が満たされてないところへ、別の欲でもいいから
満たしてあげると、意外と人間、素直になるのかもしれません。

すると「性善説」。
今の時代、そんなものはないよ、と断言してしまいそうですが、
もしかしたら、満たされないものが、今の時代は
たくさんあるのかもしれません。

日本はこの戦後60年でずいぶん物質的には満たされました。
だけど、そのぶん精神的なものは、満たされなくなったのでしょうか。

mixiなどのSNSが流行るのも、もしかしてそうした精神的な枯渇を
満たしたい衝動が、人々をそうしたサービスへいざなっているのかな？
とも思ったり。

性善説を信じる前に、その人は満たされてるかどうか？
そんな部分も見てあげるといいかもしれませんね。

とはいえ、満たされると、次々とさらにその上を
欲求してしまうのは、守屋氏の一件で、垣間見てしまった
人間の業でもありますが……。

常軌逸した「おねだり妻」…守屋前次官夫婦で逮捕【イザ!】

定年退職した団塊世代、いろいろと考えさせられる毎日です。

▼正しい「甘え」が心を癒す
 

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2007.11.21 | Comments(0) | Trackback() | 団塊世代の一言