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2024.09.18 |

グローバル化と地球儀

団塊世代の私らの時代は、単純な時代だった……と
定年退職して、あらためて感じてしまいますね。

何かと言うと、例の地球儀問題。

そもそも、地図というものは、国によって
違う内容だったりします。

日本は欧米中心の地図から見れば
「極東(Far East)」なのに、日本の地図は日本が中心線にいます。

昔の製品なんて、日本に向けて作ってれば
だいたい良かったのですが、海外に
向けて輸出するならば、その国に向けたローカライズを
する作業が入るわけです。

ところが、今回の件は、ローカライズ以前の話。
製品そのものへの介入が中国からあった。
そして、それに単純に屈してしまった。

担当レベルの判断なのでしょうが、
あまりにずさんな意識に感じますね。

当人も、ここまで問題が大きくなるとも思っていなかったでしょうし。
とはいえ、ニュースになった直後に販売中止の判断。

このスピード感は、現代社会を理解していて
評価できるところです。

ただか地球儀、されど地図。

地球には、線なんて引かれてもいないのに、
人々は、その境界線のために、何千年も
戦争をしてきたわけで。

ちなみに、知られている最古の地球儀は、紀元前150年前後に
キリキア(現在のトルコ)の哲学者、クレイツに
よって作られたもの。現存しているものの中では、
紀元150年前後にローマ帝国で彫刻の一部分として
製作されたファルニーズ・アトラスが最も古いものだとか。

地球儀として作られ、現存している最古のものは
1492年にドイツのニュルンベルクで
マルティン・ベハイムが製作したもの。

実はキリスト教の時代以前に、地球は丸いということは
わかっていたわけですね。

グローバル化していく現代は、
いろんなところに注意を払ってないと危険、
というのをまざまざと感じさせられた一件でしたね。

ま、地球儀だけに「グローバル」。
オチも良いかと(^^;)。

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2008.01.11 | Comments(0) | Trackback() | 団塊世代の一言

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